
職人というのは、いつだって独自性がある。
ある意味どんな仕事の人からも認められ、一目置かれる。
ただ、言葉のイメージから、「ガンコな人」「偏屈で気難しい」「経営者」や「クライアント」にも靡かない・・みたいな、勝手な幻想を持ってしまうのも事実で、これがまたかっこ良かったりする。
こういう幻想、というか、イメージは別として、「職人とはプロのこと」というのが、私の意見です。
これからの日本に求められるのは、プロの職人だと思っている。といっても、大工やうどん屋の大将だけを言っているんではなくて、その仕事が好きで、非の打ち所のない仕事をする人。
仕事を自分のものにして、自分にしか出来ない仕事をする人。
自分の発想でしかやれない仕事を開拓している人。
そういう人だ。
コンピュータの愚かさをちゃんと知っているコンピュータのプロ。
広告のプロ。雑誌作りのプロ。
さらに、営業のプロなんて、優れた職人でしょう。
知的な仕事であれ、肉体労働であれ、職能を極めている。
しかも、社会をちゃんと見ていて、自分の意見も持っている。
それが職人です。
もひとついえるのは、職人は自分のために働いていない、ということでしょうね。
いい大工さんは、「家、快適ですよ」といわれるのが嬉しいんです。
仕事っていうのは、そもそも「他人のもの」なのだ。
だけど・・・。
それを自分でしかできないものにして返してやる。
それが、面白いんです。
私だって、他人の体をベット上に寝かせて貸してもらうのです。
施術が一通り終わって、本人にカラダを返して、ベッドから降りたときの表情と一言の為に、仕事はやっているんです。
それが、楽しい!!
かくいう私も、プロの職人になるため、今も修行中なんですけどね・・。
これ決して謙遜でなく。
そして「職人」という戦術には「マーケティング」という戦略が必要なんですね